血豆、、、

2005年8月25日
弾き方が悪いのかなんなのか、右手の薬指に立派な血豆ができました。ええ、痛いですとも。仕方がないので弦を触る程度でオクターブの練習を延々と1時間。3分引き続けて1分インターバルを数回繰り返す。テンポは80で四分音符4拍で上がって下がって上がって下がって。上手く弾けるとどことなく手の筋肉の感覚がいいんだけど、わるいとダメダメ。さらに4つ(まだ両手のオクターブしかできないの)しかないのに、均等に音が鳴らない。バラバラに聴こえちゃうんだよねえ、でもまだ始めて数日だし仕方ないちゃしかたないよねえ。もし毎日1時間練習する間があるとするなら、5分チューニング、45分基礎練習、残り曲。って感じかな、今は。とにかくしっかりした土台を築いておかないと、後で苦しくなるのは目に見えてるからね。力任せに弾いてもいい音は鳴らない。なんか手首がなにげに重要な気がするのだが、、、でも気をつけててもいつのまにか硬直して変に動くんだよね。楽器を弾くのも、ゴルフのスイングもなんか似てるところがある。いい球筋はいいフォームから。いい音色はいい指(手首含む)から。いつも手が変になってないかマメにチェックしながら良い音がなるようにガンガン弾く。一見地味な練習。でもそれが一番大事だし、なにげに楽しかったりする。楽器は一に音色、ニにリズム、それから自己アピール。まれに一とニをないがしろにして自己アピールに没頭してる人がいるけど、それはタダの自己満足。少なくとも人様に聴いてもらって満足していただこうというのなら、確かな足腰が必要なのはどの世界でも同じだと思う。その中で僕はアルパを選んだ。幸か不幸か、それまで管楽器を20年近くやってきたので、楽器の練習の仕方は充分に知ってるし、耳もそれなりにある。ピッチにも厳しいし、とくにリズムに厳しい。ちょっとでもゆらぐとダメ。一流の奏者が自在に流れを操るのは確かなテンポを下地にしてその上でアピールをしている。目標は遥か彼方。でも一番の近道は地味な基礎練習をこつこつ続けていくことだと僕は知っている。

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